なんだか黙々と制作をしてまして
八王子からほとんど出ないうちに夏が終わってしまいそう
これは下地の箔をはっているところです
集中力はいるけど単純作業…まさに黙々黙々黙々黙々黙々黙々
私の制作というのは
ぼんやりとした遠い記憶を何かをよすがに思い出すような
かすかに覚えているメロディをたよりに歌をうたってみるような
そんな行為にも近いような気もします
版を描いて紙に刷る工程のなかで
ひらめきのようにフィールドに必要なパーツが何かがまた思い出されて
次第に世界の層が重なっていくことで作品ができるので
時間もかかるけど
わたしは全部自分で刷らないと作品が多分作れないのだろうと最近つくづく思います
(…でも箔はりだけはいつも途中で「求む!アルバイト!」と思ってしまう精進と集中力の足りないわたし)